ボルダリングシューズ買い替え時、チェックリスト
ボルダリングのシューズを買って1年半ぐらい使ったけど
最近、なんだかよく滑る。
穴が開いてきたり、破れてきた。
どうも思った通りに登れない。
そろそろ、ボルダリングシューズの買い替え時なのか・・・
と思ったことはないでしょうか？
今回はボルダリングシューズの買い替え時について
紹介していきます。
1. ボルダリングシューズ買い替え時チェックリスト
1.1 ボルダリングシューズが破れてきた、壊れてきた
これは一番わかりやすいかと思います。
ボルダリングシューズが破れてきたり、壊れてきたら、
問答無用で買い替え時です。
ボルダリングシューズはつま先に力を入れてるので
つま先の方に負荷が掛かりやすいので特に破れやすいです。
また、トウフック（つま先でホールドを引っかける）や
ヒールフック（踵でホールドを引っかける）を頻繁に使うと
それだけ摩耗が激しくなります。
つま先の破れや壊れはすぐに見つけられますが
踵の方は意識しないと見落とすことがあるので
注意が必要です。
1.2 登っているときによく滑る
破れているわけでも壊れているわけでもないので
普段通りに使っていたらどうも最近、登っていると
頻繁に滑り落ちてしまう回数が増えてきた
なんて場合も買い替え時です。
これは靴の裏の部分が摩耗により、すり減ってしまい、
踏ん張りがきかない状態になっていることが原因です。
私はこのパターンで買い替えを検討しましたが
自分の技術が足りないからだと放置しないでください。
私も踏ん張りが足りないからだ、技術が足りないからだ
と思って数か月使っていましたがホントに危ないです。
特にスラブ（傾斜90度以下のゆるい壁）の時は
登っている最中に滑り落ちてしまい、
危うくホールドに頭を打つところでした。
また、踏ん張りがきかず、滑り落ちてしまい
背中を強打したこともあります。
ボルダリングシューズは高価なものが多いので
使えるのに買い替えるのは
もったいないと感じるかもしれないですが
無理に使い続けて骨折や入院などになって高額費用を
払うことになるぐらいなら買ってしまった方が断然いいです。
ただ、これには一つ、ポイントがあります。
滑りやすくなっている原因がボルダリングシューズについた
チョークの場合です。
滑り止めの役割をするチョークですがホールドについている
チョークは滑りやすいです。
課題によっては一つのホールドを手で掴むし、足も置く場合があります。
手は帰るときに洗うので問題ないですがボルダリングシューズは
水洗いすることは稀なのでチョークが付いたままになります。
そのため、メンテナンスを怠るとチョークが
ボルダリングシューズについたままになるので滑るのです。
これを解消するには水拭きよりも
靴磨き用のブラシでブラッシングしたほうがいいです。
ボルダリングをした後に軽くブラッシングするだけで
滑りにくくなるので最近、滑りやすいと感じたら
ぜひ、試してみてください。
1.3 そろそろ買い替え時かなと思ったとき
人間の直感は素晴らしいものです。
無意識のうちに日々の出来事を覚えていて、
それらを考慮して判断を下してくれるからです。
おそらく、買い替え時かなと思ったときには
何かしら原因があったはずです。
技術が上がってきて上手く登れなくなってきたとか
滑りやすくなってきているとか忘れてしまっているけど、
そんな経験があったために
その考えに至ったのです。
今すぐにではなくとも、買い替えを検討してみても
良いのかもしれません。
1.4 課題のレベルが上がってきたとき
ボルダリングシューズはビギナー用からベテラン用まで
様々あります。
ボルダリングシューズを買ったときは初心者だったのが
今となってはかなり登れるレベルまで行っている場合、
ボルダリングシューズが今の技術に追い付いていない
可能性があります。
特にレベルが上がってくると、よりつま先を使ったり
トウやヒールを頻繁に使わなければならないこともあります。
そのため、ビギナー用のボルダリングシューズでは役割を
果たせなくないのです。
2. まとめ
今回はボルダリングシューズの買い替え時について
紹介しました。
私は週１で行ったり、月１回で行ったりとまちまちでしたが
１年半ぐらいで買い替えを考えました。
おそらく、ボルダリングをしているうちに上記のどれかに
当てはまって来ると思います。
その時はボルダリングシューズの買い替えを検討してみても
良いかもしれません。
ボルダリングシューズは徐々に足に慣らしていく道具なので
はじめは古いボルダリングシューズと
新しいボルダリングシューズの２足を同時に使っていくのが良いでしょう。
新しいシューズは足に慣れていないため、足が痛く
いつもより登る回数が少なくなります。
また、足が痛いので思いっきり楽しめません。
それを防ぐため、両方を使うのをお勧めします。
少しでも参考になれば幸いです。
