恋愛はなぜ好きになったら「負け」なのか?
「あの子、かわいいなぁ 好きかもしれない」
「あの人、カッコいいなぁ 好きかもしれない」
自分の好みのタイプに会うと自然と好きになってしまうのは否応にしてある。
仲良くなりたい、お近づきになりたいから始まり、あわよくば付き合いたい、結婚したいなど思いは様々である。
そんなことを考えているときはソワソワしながらもどこかもどかしく、楽しい時間ではないだろうか。
しかし、こんな言葉を聞いたことはないだろうか。
「恋愛は好きになったら負け」
これはなぜなのか、紐解いていこう。
1.好きになったら余裕がなくなる
好きになったら四六時中、相手のことを考えるようになる。
「今、何してるかな」「ライン読んだかな」「返信こないかな」など相手が中心の生活になってしまう。
本人は楽しもどかしい気持ちでいっぱいであろうが相手にとってはまだ、そこまでの感情はない。
一人で舞い上がっているだけである。
そのため、相手には余裕がない印象を与えてしまう。
男性であれ、女性であれ余裕がなくキャッキャしている人よりかは落ち着いている方が彼氏彼女にするにはいい。
頼りたいときに頼れるからである。
ヒトは時に他人に安息を求めるので余裕がない人には安息を求めても得られない場合があると察するからである。
知り合いや友人、仕事上の関係ならまだ、いいかもしれないが彼氏彼女になると頼りないのは少々気がかりになる。
男性であれ女性であれ、恋愛は居心地の良いものにしたいものだからである。
2.好きになったら尽くしたくなる
好きになった人に何でもやってあげようとする人がいる。
お皿に取り分けてあげたり、荷物を持ってあげたり、優しくしたりと様々なことをしてアピールしようとする。
しかし、何でもかんでもやってしまうと、相手には重く感じてしまう。
めんどくさいと感じ苦手意識を持たれる場合もある。
それどころか、子供じゃないのにあれこれやられるとバカにされているような感じを受ける人もいる。
そうなるとアピールによって仲良くなりたいのに離れて行ってしまうのである。
優しさを押し付けると相手は重く感じる。
優しさは相手が求めていることをやることによって力を発揮する
アピールしたければまずは相手が何を求めているかを観察するところから始めよう。
ちなみに恋愛は尽くすよりも相手にお願い事をした方が上手くいきやすい。
お願い事をして相手がそれをやってくれると相手の心の中である疑問が残る。
「なぜ、好きでもないのにお願い事を聞いてあげているのだろう」と…
すると、この疑問を解消するために頭がこう変換する。
「そうか!!好きだからお願い事をきいてあげているんだ!!」と…
心理学のテクニックの一つとして言われてるがだからと言って何でもかんでもお願いするとやっぱり引かれてしまうので注意が必要である。
3.まとめ
「恋愛は好きになったら負け」と言われるがそれは自分に余裕がなくなり、相手に尽くしたくなるからである。
自分に余裕がないと冷静な判断ができずに思うがままに動いてしまう。
余裕のなさは相手にもしっかり伝わってしまうので頼りなく思えてくる。
恋愛は感情でするものだが余裕がないといい結果は生まれない。
まずは、感情に流されるのではなく、落ち着くこと。
そして、相手に尽くさないこと。
これに限る。
とは言っても好きになるのも感情が盛り上がってくるのも自分ではコントロールできない部分もある。
ここが恋愛の難しいところであり、試されているところなのであろう。